百合っぽいもの
出張から予定よりも一日早く帰宅すると、同棲中の彼氏が見知らぬ若い女を連れ込んでいた。「おまえ、ヒモのくせになにやってんだ」 玄関の扉を開けて出た第一声がそれだった。心情的に、それ以上でもそれ以下でもなかった。言葉にしてみて初めて、私は自分が…
魔力を持たない第一王子に魔力を提供するために婚約者となった公爵令嬢と、彼女を助けたい男爵令嬢の話。
夜の街中で涙が止まらなくなってしまった会社帰りの社会人女性と、その女性を家に連れ帰り世話を焼くギャルっぽい大学生の話。
美容師の夢を諦め転職した女性が、職場の先輩のことを好きになる話。
人類滅亡後の世界にひとり取り残された少女が、ゾンビの少女に出会い、死ぬまでを共に過ごす話。ふわっとした雰囲気SFです。
「ねえ見て、新しいお洋服を着せてもらったの」 ルナが言った。「ええ、似合ってるわ。とっても素敵よ」 エマはうっとりとその姿を眺めながら、ルナをほめる。確かに、小花柄のカントリー調のワンピースは、ルナによく似合っていた。きっと、ハルカのママが…
高校の女子寮で女子高生たちが集まって怖い話をしながらはしゃいでいるだけの話。ホラーや怪談というより不思議な話寄り。作中の方言はインチキです。未成年が飲酒をする表現がありますがそれを推奨するものではありません。
デリカシーはないけれど明るく元気な朝永さんと、美人だけど表情が乏しい望月さんのすこしふしぎな日常。 ふたりは中学一年生でクラスメイトです。 怖くない、明るいホラー。ホラーもどき。
地味で小柄でくせっ毛の眼鏡っ子と派手めで美人なギャルの話。 ふたりは高校生で同級生で幼なじみです。
田舎に暮らし、実父から日常的に虐待を受けている小学生女児と、それを心配する近所の女子高生の話。 暗めです。 生理、流血、死描写あります。苦手な方はご注意ください。 時代背景が曖昧です。 方言はインチキです、すみません。
忘れられた世界で暮らす、忘れられた姉妹の話。 ファンタジーのようなホラーのような、でもどちらでもないような気もします。